リフォーム採点簿(1) / 日経BP

過去3年以内に自宅をリフォームした300人に、次回の工事も同じ会社に依頼したいかと質問、得られた回答を中心に特集「リフォーム客からの採点簿」をまとめた。内容の一部を3回にわたって連載する。

 1回目は、次回のリフォームは別の会社に頼みたいと答えて、過去の依頼先をいわば“落第”と見なした回答の一例だ。

 リフォーム依頼主の声「もう頼みたくない」

 住宅設備機器のショールームで工務店を紹介された。話をしてみると信頼できそうな感じがして、依頼を決めたが、これが大きな間違いだった。 
(イラスト:勝田 登司夫)
(イラスト:勝田 登司夫)

 

 電気配線工事では、天井裏に収納スペースがあるのを確認せずに天井に穴を開け、置いてあった大切なひな人形を壊した。屋根工事では瓦を何枚も落として、1階の庇を破損させた。傷つきやすい我が家のピアノに平気で座って作業もした。営業担当者は私の苦情を聞いても、事態を少しも改善してくれなかった。

  信頼できたのは1人の大工だけ。この大工に、直接請け負った場合の金額を聞くと、工務店の請求金額と大きな差があることがわかり、がくぜんとした。 (50歳代/愛知県在住/女性)

 下克上も起こる現場
 リフォームは新築と異なり、建設業許可や建築士といった資格がなくても、元請けになることが原則として可能だ。元請けの評価が低い現場では、下請けがリフォーム依頼主の信頼を得て次回の工事で元請けになる“下克上”も生じていることを、今回の調査で確認できた。  回答に登場したリフォーム現場で、依頼主は元請けの工務店と下請けの双方に不信感を抱いたが、下請けのなかでも1人の大工だけは信頼した。この大工は依頼主の質問に答える形で、自分が直接請け負った場合の具体的な金額を明かした。この金額と工務店が請求した金額との差を見て、依頼主は工務店に対する怒りを募らせた。工務店は大工に裏切られたとも言える。

  住宅会社やリフォーム会社は、依頼主との良好な関係を維持するためにも、日ごろから下請けとのチームワークを強化しておいたほうがよさそうだ。

 調査概要

 調査会社のメディアパークに登録している消費者から、過去3年以内に自宅をリフォームした300人を抽出。「10万円~50万円未満」から「1000万円以上」までの6通りのリフォームの各価格帯に、約50人ずつの回答者を確保できるよう調整した。
 そのうえで、2010年7月上旬から中旬にかけてインターネットでアンケートを実施。回答者の78.7%は戸建てかテラスハウスの、残りの21.3%はマンションのいずれも持ち家に住み、過去3年以内にリフォームを依頼した経験を持っている。杉本 薫=ライター、安藤 剛日経ホームビルダー

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