大阪・蒲生の骨董店が3周年-牧場~動物病院経て元獣医が開業 / 京橋経済新聞

大阪・蒲生の骨董(こっとう)店「いろは堂」(大阪市城東区今福西1、             TEL 06-6934-1168)が2月8日で3周年を迎えた。

 20坪ほどの店内には、安土桃山時代のよろいにはじまり、馬具、刀剣、鎌倉時代の瀬戸皿、大正・昭和の古時計など、数多くの骨董品が所狭しと並び、見る者を圧倒させる。

 店主の吉永勝之さんは1942(昭和17)年生まれの67歳。「40年かけて集めた」という骨董品は、酒もタバコもたしなまないという吉永さんが人生で最も入れ込んだ趣味。3年前に同店を開くまでは、同じ場所で「吉永動物病院」を営む獣医だった。

 吉永動物病院が1951(昭和26)年に開院する以前、同所が牧場だったことを知る者は今どれほどいるだろうか。昭和初期、吉永さんの祖父・浅治さんは現在の城東区今福西1丁目(旧東成区蒲生4丁目)で340坪の土地を借り受け牧場を始めた。池田・四条畷でも牧場を営み、全部で約250頭のホルスタインを飼育し、牛乳の製造・販売を行っていたという。父の農技雄さんは飼育する牛の健康管理や放牧衛生検査などを担当する獣医として活躍、第二次大戦の戦局悪化で牧場を閉鎖した後、牧場跡地に動物病院を開院。吉永さんも父と同じ獣医の道へ進み、同店を開くまで40年間獣医師として活躍した。

 常に命と向き合い、多忙時は1日3例の手術を施す獣医の仕事。年齢とともに疲労を感じていた吉永さんは65歳を機に引退を決意、「これからは趣味の世界で生きていこう」とこれまでの自分のコレクションを商品とし、同院を骨董店に改装した。

 開店から3年。同店には、かいわいの住民をはじめ外国人も訪れる。吉永さんは「ついこないだも、ロシア人女性が抹茶茶碗を求めてやって来た。骨董店をやっていて寂しいのは、外国人の方が日本の文化を愛していることに気付くこと。現在の日本人は日本が持っている良さを知らない人が多い」と話す。「文化は伝えていかなくてはいけない」と訪れた客と話をすることも大切にしている。

 「獣医と違い、骨董店はシャッターを閉めれば休めるのが最高」とほほ笑む吉永さん。65歳でやっと手に入れた自由を、今は満喫する日々だという。

 営業時間は10時~19時。不定休(終日雨の日は休み)。

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