断熱化の義務付けではない / 日経BP

政府は2012年3月13日、省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)の改正法案を閣議決定して国会に提出した。20年までにすべての新築建物を対象として省エネ基準への適合を義務付ける方針を、改正法案の国会提出を発表する資料のなかに改めて記したが、改正法案自体には盛り込まなかった。経済産業省によると、すべての新築建物に対する省エネ化義務付けについては、省エネ法改正で法制化するか新法を制定するか、まだ決まっていないという。

 政府がこの省エネ義務化の方針を10年11月に初めて打ち出してから1年数カ月たっている。しかし、法制化の手続きが定まっていないこともあって、義務付けの対象になる省エネ基準の内容は不明確なままだ。住宅・建築業界からは、どのような基準への適合を求められるか懸念する声も聞かれる。

 経産省資源エネルギー庁省エネルギー対策課の担当者は12年3月22日、この省エネ基準について「現時点では全く未定」としながら、「断熱性能や気密性能の向上を一律に義務付けることはない」と述べた。「伝統的な工法など一部の工法に、建物を断熱化しにくいものがあることは承知している。建物の一次エネルギー消費量を抑えることが目的であり、断熱化は手段の1つに過ぎない。省エネ化義務付けで使えなくなる工法が生じないように配慮したい」(経産省の担当者)。

 政府は2月28日に国会に提出した都市低炭素化促進法案で、建物の新たな省エネ基準として低炭素建物の認定基準を定める方針を打ち出した。義務化の対象となる省エネ基準はこの認定基準ではなく、より低いレベルのものとなる予定だ。

 その一方で、省エネ化義務付けの法制化に先立って、義務付けの対象を20年までにどのように広げていくかを示す工程表をつくる予定だ。11年10月31日の「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」で公表した工程表の案では、「11年度」と「20年度」との間のタイムスケジュールが空白になっていた。経産省は今回の省エネ法改正に合わせて、工程表の内容を明確にしたいとしている。

政府が11年10月31日に公表した「住宅・建築物の省エネ基準適合義務化に向けた工程表(案)」のタイムスケジュールの部分。この時点では空白が目立つ(資料:国土交通省)

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