CI-NETって?/ e-建設経営通信,第160号

■ Q

 ある元請会社から「CI-NETで見積を提出してもらえるとありがたい」といわれて検討しておきますと答えておきましたが、CI-NETに関してほとんど知りません。CI-NETとはどのようなことを指すのでしょうか。

■ A

 建設業界でコンピュータネットワークを利用した電子データ交換を実施している仕組みをCI-NET(Construction Industry Network)といいます。

 標準化された方法でコンピュータネットワークを利用し、建設業の生産に関わる様々な企業間の情報交換を実現し、建設産業全体の生産性の向上を図ろうとするものです。財団法人建設業振興基金の建設産業情報化推進センターが中心となり大手ゼネコンとサブコンが実証実験と実務を通じて、企業間における商談や取引に必要な見積書、注文書、請求書などの情報を、CI-NETの定める規定による標準的な方法により、データ交換を行っています。最近、簡単に使用することができる「CI-NET Lites」という仕組みを開発しアプリケーション化などにより中堅、中小建設企業に推進を行っています。

 例えば、総合工事業者が専門工事業者、商社などへ購買見積の依頼を行ったり、その回答に利用します。また、総合工事業者が設備見積を行う際に、専門業者から見積を受領するために利用します。このとき、取扱う資材品目が多いために、設備見積データの交換には標準化した建設資材コードが重要になってきます。

 CI-NETを導入すると、CI-NETを導入している取引先からの見積書や請求書等の電子データで受け取り、そのまま人手を介することなく、自社システムへ取り込むことができます。しかもこのデータは全てCI-NET標準形式ですので各社対応が不要です。このように電子データを処理することでデータ入力作業が大幅に削減され、同時に転記ミスなども削減されます。

 CI-NETを利用する会社は平成21年3月末で約39,000社あり、まだまだ伸びていく勢いです。是非とも導入の検討をしてみては如何でしょうか。

 詳細については、財団法人建設業振興基金のホームページを参考にしてください。
   http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ci-net/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大阪府行政書士会 旭東支部所属 (大阪市都島区・鶴見区・城東区・旭区)            東洋法務総合事務所の B l o gへようこそ。

当事務所は大阪府大阪市城東区にある行政書士事務所です。            建設業許可に関する全般(新規・更新申請・経営事項審査・入札参加資格審査・業種追加・決算変更届など)や電子定款認証に対応した法人・会社設立を専門に取扱う行政書士事務所です。補助金や助成金または決算などについても他士業(弁護士、弁理士、司法書士、税理士、社労士、土地家屋調査士など他多数)と提携していますので連携してサポートすることが可能でワンストップサービスの実現を目標に日々励んでおります。

ホームページに戻る                                      →  https://www.to-you-lawyer.com/  こちらをクリックしてください。

大阪府行政書士会会員 建設業許可の全般、法人(会社)設立の専門 行政書士 東洋法務総合事務所は大阪市城東区にある行政書士事務所です。 行政書士 東洋法務総合事務所のトップページに戻る
〒536-0006 大阪府大阪市城東区野江2丁目3番4号

TEL.06-6786-0008 FAX.06-6955-8923                                                                                                   お電話でのお問合せ受付時間 / 平日9:00~18:00                                 (土日祝は、原則として休業させていただいております)

タイトルとURLをコピーしました