「発注者の心得8カ条」 / 建設工業新聞

近畿地方整備局は、発注者がやるべきことを明文化した「工事円滑化発注者心得八箇条」を取りまとめ、ワンデーレスポンスや契約の片務性の排除などといった工事の円滑化に向けた取り組みを強化している。今年6月からは本局が事務所の受発注者に対して説明会を開始、工事の円滑化を促しているほか、受注者に対してワンデーレスポンスや工事施工調整会議の状況を調査するアンケートなども実施。11年1月には工事施工調整会議のガイドラインも取りまとめる予定だ。
 同局では、工事実施の効率性の向上や契約内容の片務性排除などといった工事の円滑化を重点課題として取り組んでいる。しかし、工事によっては工事施工調整会議を開催していなかったり、ワンデーレスポンスの回答状況が良くなかったりしていたのが実情。このため、発注者がやるべきことを明文化した「工事円滑化発注者心得八箇条」を作成。職員に周知徹底を図るとともに、工事施工調整会議の実施状況を踏まえ、会議の運営を定めたガイドラインの策定を進めている。
 八箇条では、〈1〉河川および道路管理者などへの法令協議は発注者が行う〈2〉副所長は発注時チェックシートに未協議事項がある場合は、特記仕様書に協議完了時期などの条件記載を確認〈3〉第1条協議の進ちょく状況を受注者にも提供〈4〉副所長または工事品質管理官は施工調整会議、設計変更審査会議に必ず出席〈5〉発注担当課は施工調整会議、設計変更審査会で各種ガイドラインを受注者に説明〈6〉施工調整会議、設計変更審査会で確認した内容は、打ち合わせ簿で取り交わす〈7〉発注者は工事が施工できない場合、一時中止の通知を行う〈8〉工事打ち合わせ簿と変更伺いの内部決済はそれぞれ押印した日付を記載-を明文化した。
 また、ワンデーレスポンスでは、設計要領の高度化、工事の多様化・複雑化などで検討を要し、その日に回答できないものは期日を定め回答することを徹底し、片務性の排除については、設計変更や工事一時中止の各種ガイドラインに基づき、受発注者による協議で契約変更の内容を決めるよう、徹底する方針。

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