シロアリの生息域が北に広がった? / 日経BP

 シロアリの生息域は、従来考えられていたよりずっと広い可能性も──。国土交通省が設置した長期優良住宅の検証委員会がまとめた2010年度事業の報告から、そんなことがわかった。シロアリが生息可能な環境は、予想以上に北側へも広がっていた。

  下の図で破線は、09年1月の気象データに基づく「気温ライン」。気象庁のアメダス観測網のデータを整理したものだ。破線は観測点同士を結んでおり、線の付近は同程度の気温と推測できる。ヤマトシロアリが生息できる環境の北限は、1月の平均気温がマイナス4℃を下回らない場所だとされている。この気温ラインに当てはめると、北海道最北端に近い地域でも、沿岸部は生息域に収まることがわかった。

図は国土交通省予算による「木造長期優良住宅の総合的検証事業」の耐久性分科会の報告を基に、日経ホームビルダーが作成した。この図で平均気温マイナス4℃の破線の付近がヤマトシロアリの生存可能な地域。同0℃はイエシロアリ、同10℃がダイコクシロアリの生存可能な地域を示す
図は国土交通省予算による「木造長期優良住宅の総合的検証事業」の耐久性分科会の報告を基に、日経ホームビルダーが作成した。この図で平均気温マイナス4℃の破線の付近がヤマトシロアリの生存可能な地域。同0℃はイエシロアリ、同10℃がダイコクシロアリの生存可能な地域を示す

 

 同様に条件上、イエシロアリの生息限界は宮城県や山形県の沿岸部まで、カンザイシロアリの一種であるダイコクシロアリの場合は高知県の一部までが入ってくることになる。

  委員会はこの結果について、「気温ラインに沿ってすでにシロアリの繁殖が広がっているとは断定できない」としている。今後、防除業者の協力を得て現時点における生息域を確定させる考え。これまで用いられてきた「分布北限」のラインは1950年代の研究によるもので、60年以上にわたって更新されていなかったのだという。改めてシロアリ対策も考え直す必要がありそうだ。

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