工務店を狙う怪電話 / 日経ホームビルダー

工務店を狙う怪電話20100209日経ホームビルダー

 「ホームページ(ウェブサイト)をつくりませんか」。住宅瑕疵担保責任保険法人の関係者を名乗り、このように勧誘する電話が、2009年夏から秋にかけて一部の工務店や住宅会社にかかってきた。

 名を挙げられた保険法人は、工務店や住宅会社から「本当にウェブサイト制作をやっているのか」と問い合わせを受けるなどして、事態を知った。実際には、保険法人が自ら工務店などのサイト制作を引き受けることも、サイトの制作会社を工務店などに紹介することもない。

 09年秋、住宅あんしん保証、住宅保証機構、日本住宅保証検査機構(JIO)、ハウスプラス住宅保証の4法人が、それぞれのウェブサイトで、瑕疵保険法人の名をかたる勧誘の電話への注意を呼びかけた。

 保険法人の注意書きによると、勧誘にはいくつかのパターンがある。保険法人の関係者と名乗る者のほか、紹介を受けたと称するケースもあるという。

 保険法人のウェブサイトには、瑕疵保険に加入する工務店などのリストを公開しているものもある。このリストが悪用された可能性がある。

様々な“名”をかたる

 怪しい電話の主が名をかたるのは保険法人だけではない。東京都内の工務店の社長は、電気保安協会をかたる電話を受けたことがあるという。同協会は関東、関西など地域ごとにある経済産業省認可の公益法人だ。この場合の“売り物”は、電気代を節約できると称する電気設備工事だった。

 自ら工務店を経営し、住宅産業研修財団の工務店向け研修で講師も務める阿部常夫さんは、次のように話す。「怪しい勧誘の電話によくある特徴は、最初にまったく社名を名乗らないか、著名な大企業や公的機関、団体の名を挙げて話し出すことだ」。

 “かたり”とは別に、何らかの高額品を売り付けるため、最初に別の商品やサービスを無料で提供すると強調するケースもある。阿部さんによると、こうした勧誘の信頼性を見極める方法の一つは、商品やサービスがどうして無料になるのかを問い詰めることだ。「相手が言葉に詰まるようなら怪しい」と阿部さんは注意を促す。

 それでも相手がまっとうかどうか判断できない場合には、どうすればよいか。「後でこちらから電話をすると応えて、連絡先を聞いてみることだ」(阿部さん)。相手が自社の電話番号をいえるか否かがポイントだという。

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