工期を3回延長しても完成せず / 日経BP

国土交通省関東地方整備局は、常和工業(茨城県常陸市)を6月30日から9月29日まで、3カ月間の指名停止とした。担当した河川の工事で完成が遅滞。3回にわたって履行期間を延長したが、期日までに完成しなかった。

 常和工業が担当していたのは、下館河川事務所が総合評価落札方式で発注した「二重堤排水樋管改築工事」。茨城県常総市を流れる鬼怒川の右岸で、老朽化した鉄筋コンクリート製の樋管を解体して造り直す。1億4270万5500円の予定価格に対し、同社が1億2946万5000円で落札した。

 落札時の工期は2008年12月13日から2009年6月15日まで。地盤改良を専門とする会社との下請け契約の締結が遅れたことなどを理由に、常和工業は下館河川事務所に履行期間の延期を申請。同河川事務所は、完成が遅延する日数に応じて常和工業が損害金を支払う条件で、2010年3月15日までの延期を認めた。

 その後、常和工業は2010年2月24日になって、止水のために設置する矢板の工事が遅れたことなどから履行期間の延長を再び申請。同社の工事では、ほかにも水路や盛り土などの工事が残っていたが、下館河川事務所は施工を継続することで完成できると見込んで再び、3月29日までの延長を認めた。

 ところが、残っていた水路や盛り土などの工事で段取りが調整しきれず、二度目に延長した3月29日になっても工事が完成しなかった。そこで、同社は三度目の履行期間の延長を下館河川事務所に申請して、3月31日の正午まで延長する承認を得た。

 下館河川事務所は3月31日、延長を認めた同日正午までに完成できないと判断。常和工業との契約を解除した。契約を解除した時点で、樋管の水門に取り付ける銘板が設置されていなかったほか、堤防の芝生を養生するための目土の施工などが終わっていなかった。関東地方整備局によれば、残った部分は河川の維持管理で契約した別の建設会社が施工したという。

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