槇尾川ダム中止が妥当 / 建通新聞

大阪府の槇尾川ダム(和泉市)の建設事業について、継続か中止かを専門家の立場から検討している府河川整備委員会(委員長・山下淳委員長関西学院大教授)が2日に開催され、ダム建設を中止し、「河川改修+局所改修+堤防補強」を実施すべきとする委員長意見と、ダム建設継続を支持する委員の意見を両論併記で橋下徹知事に提出することになった。
 今回の委員会でも、結局総意としての意見はまとまらなかった。山下委員長は、議論のたたき台として用意した委員長意見に対して委員の決を取り、11人の出席委員(委員全体は13人)のうち、4人が賛成(山下委員長含む)、2人が「ダム」案を支持。その他の委員が態度を保留した。山下委員長は「これ以上の議論はできない」として、委員長意見と、これに賛成しない委員の意見を添えて知事に提出することとし、槇尾川ダムに関する議論を終結することとした。
 橋下知事は、この意見を参考に近く、ダム建設中止か否かを判断する。
 委員長意見の骨子は次の通り。
 委員会では、時間雨量65mm降雨に対して危険度Ⅱを解消することを治水目標として、治水手法を検討した。
 「河川改修+局所改修+堤防補強」案によって、①65mm降雨のさまざまなパターンに対して危険度Ⅱを解消できる②最もコストがかからない③環境に対して与える影響も「ダム」案と比較して格段に小さい④堤防補強により、65mmを超える降雨(超過洪水)に対しても効果を発揮する。一方、「河川改修+ダム+堤防補強」案については、コストからみて最小ではなく、環境に対しての影響もある。
 以上のことから「河川改修+局所改修+堤防補強」案が最も妥当な選択であると判断する。

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