接触事故や指挟みを防ぐ自動ドア / 日経BP

三和ホールディングスの連結子会社である昭和フロントは、防護スライドスクリーンを取り付けて安全性を高めた自動ドア「SF×PD自動ドア(Showa Front×Protect from Danger)」を発売した。出入りの激しいコンビニエンスストアやカフェの出入り口への利用を想定している。初年度、売上3億円を目指す。

SF×PD自動ドア(写真:三和ホールディングス)
SF×PD自動ドア(写真:三和ホールディングス)

 

 防護スライドスクリーンを内側の戸袋部分に取り付けることで、自動ドアに手を触れていて開くドアと一緒に戸袋に手を巻きこまれる、自動ドア横のガラスに手をついていて開いてきたドアに当たるといった事故を防止できる。スクリーン戸先部分に指挟み防止ゴミを取り付けることで、事故の可能性を低減している。

 防護スライドスクリーンはストッパーを解除して横にスライドできるようにして、戸袋内のガラスやレール部分の清掃をしやすくした。後付け施工も可能で、1~2時間程度の施工で取り付けることができる。

 サイズは、最大幅3000mm、引き分け6000mm、高さ2800mmまで対応可能だ。材質はアルミ。色はシルバー、ブラック、ステンカラーの3色から選べる。参考価格は、幅2000×高さ2050mmの片引き、ランマ無しの場合で34万6500円。ガラス、エンジン、取り付け工事費などは含まない。既存ドアに後付けできる防護スライドスクリーン(幅950×高さ2050mm)単体の場合、6万3000円。

防護スライドスクリーン(写真:三和ホールディングス)
防護スライドスクリーン(写真:三和ホールディングス)

 

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